メンズファッション用語集一覧ページ「さ行」-3
ストレートチップ
靴の甲部分に、横一本線の飾りが入ったもの。
このディティールを持つ靴を「ストレートチップ・シューズ」と言う。
ストーンウォッシュ
軽石と洋服を一緒に水に入れ、洗濯機で洗う加工を指す。
軽石と洋服の摩擦によって各所に「アタリ」が出たり、独特の色落ちをする。
主にジーンズなどのデニム・ウェアの加工に使われる。
スラックス
「slack」は「ゆったりした」という意味。
スラックスはアメリカで使われはじめたメンズパンツの呼称。
トラウザースと同意。
日本ではスーツ用のパンツを指す呼び方で使われるときもある。
スリッポン
「スリップ・オン」とも言う。紐や金具などを使わず、着脱を容易にできる短靴のこと。
女性用の「パンプス」もあるが、男性用では単に「スリッポン」と言う。
また、ローファーなどに代表される「モカシン」もスリッポンのひとつ。
スリーブ
袖のこと。
袖が無い服を「ノー・スリーブ」、長袖のことを「ロング・スリーブ」と言う。
スーツ
ジャケットとパンツを組み合わせた服。
同じ色、柄、素材で作られ、セットで販売される。ジャケット&パンツの組み合わせでも、上下の素材が異なるものはスーツとは言わない。
セットインスリーブ
上着の袖の付け方のひとつ。
身頃と袖をアームホールの位置で取り付けられる、標準的な付け方。普通袖とも呼ばれる。
セメント製法
靴の製法のひとつで、アッパー部とソールを接着剤で接合する製法。
低コストで大量生産に向いている。安価な靴の多くはこの製法だが、ソールを張替えることができない。
またデザイン面での自由度が高く、女性用の靴の多くはこの製法をとっている。
ソール
靴底のこと。
厳密には靴の外のアウトソールと、内側にあたるインソールの2つがあるが、「ソール」と言えば一般的にはアウトソールを指す。
先染め
生地として織る前に、糸の段階で染めることを「先染め」と言う。
一般的な衣料は、ほとんど「先染め」された糸を遣って織られた生地でできている。
また、デニム地やオックスフォードのように、経糸に「先染め」された色糸、経糸に染めていない白糸を使う生地も多い。
双糸
2本の糸を撚り合わせて1本の糸としたものを指す。
主に80番手以上の細番手糸を撚り合わせる事が多い。同じ太さの単糸生地と比べ、強度が出る上、しなやかになるぶん、価格も高くなる。
絞り染め
布地の一部分を糸で縛っておいて染める事で、縛った部分が染まらず模様となることから独特の柄となる染め方。
「ダイ・タイ」とも呼ばれる。
袖刳り
そでぐり。
アームホールのことをさす。