メンズファッション用語集一覧ページ「か行」-1

カウ

生後2年以上の、子供を生んだメスの成牛革。厚み、肌理ともにキップとステアの中間。
子供を生んでいない牛の革は「カルビン」と言う。

カシミア

中国、モンゴル、インドの「カシミヤ山羊」からとれる山羊毛及び製品のこと。
糸が非常に細くて柔らか、そして暖かい。高級な毛織物とされる。

カジュアル

「偶然の」「何気ない」「のんきな」といった意味の英語。ファッションでは気軽な普段着、日常着を「フォーマル・ウェア」「ビジネス・ウェア」と区別して、「カジュアル・ウェア」と呼ぶ。

カッターシャツ

ドレスシャツ(Dress shirt)の俗称。
大阪のスポーツ用品メーカー「ミズノ」の社長が「勝った」を元に命名したと言われている。
※若者の間では最近あまり使われない言葉。

カット&ソー

丸編み機で流し編みをしたニット生地を「ジャージ」と言い、ジャージで作られた製品を「カット&ソー」と言う。
スウェット・シャツや、タンクトップ、Tシャツがこれらにあたる。

カバーオール

体全体を包む服のことで、作業用の「ツナギ」を指す。
日本ではワークパンツの上に着る作業用ジャケットを「カバーオール・ジャケット」と言うが、アメリカでは「サック・コート」と言う。

カフス

シャツの袖口の事。ドレスシャツでは、折り返しが無い一重仕立てのものを「シングルカフス」、二重に折り返すものを「ダブルカフス」と言う。
また、袖口まわりを2つのボタンで調整できるものを「アジャスタブルカフス」と言い、普及品のシャツではこのタイプが最も多い。
また、珍しい形では「ミラノカフス」などがある。

カラーキーパー

ドレスシャツの衿の形を整える為に、裏側に入れる芯のこと。
カラーステイとも言う。
高級なシャツは取り外しができるが、形態安定シャツなどでは、縫いこまれているものもある。

カルゼ

綾織のひとつで、経糸または緯糸を2本以上引き揃えて、交錯して織った生地。
斜めにラインが入り、光沢のあるドレッシーな生地。
ドビー織機で作る。ブロードと比べてやや厚みがあるので、比較的秋冬向けのドレスシャツに使われる。

カーキ

ヒンズー語で「土ほこり」という意味の言葉で、茶褐色、枯草色を指す。
また、チノパン(チノパンツ)がカーキ色であることから、チノパンを「カーキーズ」と言う事もある。

カーコート

ショート丈コートのひとつで、オープンカーに乗る時に着るためのコート。
ドライビングコートとも言う。着丈は「フィンガー・チップ・レングス(指先丈)」程度。

カーゴパンツ

貨物船のクルーが履いていた作業用パンツが由来。
チノパンと似たような作りだが、両足の太もも脇に大きいポケットがついているのが特徴。広義のワークウェアのひとつ。

カーディガン

前開き式ニットウェアの総称。
クリミア戦争で有名なカ-ディガン伯爵が考案したことから命名された。シャツの上の「プラス1枚」として幅広い季節に活躍する。

カーフ

生後6ヶ月の子牛の革。肌理が細かく、滑らか。
最も高級な牛革で、主に財布やバッグなどに使われる。

ガンパッチ

ハンティングジャケット(猟銃用ジャケット)の右肩に付く当て布。
最近では、英国カントリー調のジャケットのディティールとして残っている。

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