メンズファッション用語集一覧ページ「た行」-1

タイ ダイ

絞り染めのことをさす。

タイトフィット

タイト(tight)は「隙間無くぴったりしている」「ひきしまっている」を指す。体型に沿った、ぴったりしたフィットの服を「タイト・フィット」と言う。シャープに見える反面、着心地が窮屈になりやすく、ボディラインがはっきりとする。対語は「ルーズ・フィット」。

タック

シャツの袖や背中、パンツのウエスト部分などに見られる「ひだ」のこと。洋服のタイトな部分とゆったりさせる部分の継ぎ目の処理に使われ、着心地、動きやすさのポイントとなる。別名「プリーツ」。ウエストバンド下部にタックが無いパンツを「ノータックパンツ」、2つあるものを「ツータックパンツ」と言い、前者は腰まわりがタイトフィット、後者はゆったりしたフィットとなる。

タッターソール チェック

白地に2色の細い線が交互に入る、シンプルなチェック柄。「タッタソール」は、ロンドンにある馬市場の名前に由来する。

タンクソール

ワーク系ブーツやトレッキングシューズ等に見られる、凹凸の多いゴツゴツしたラバーソールの一種。模様が戦車のキャタピラに似ていることからこう呼ばれる。ブーツの定番ソールのひとつ。

タンクトップ

元々は古いスタイルの女性用水着「タンクスーツ」の上半身部分が由来。男性用では肌着やスポーツウェアとして発展した。別名「ランニング・シャツ」。

タータンチェック

細い線と太い線で構成される、有名なチェック柄のひとつ。元々スコットランドの氏族に伝わる家紋として使われていた模様で、今でも同地方の民族衣装に多用される。タータンチェックで有名なブランドは「バーバリー」。

タートルネック

ニットウェアのネック形状のひとつ。2重に折り返す為に、長くなっているハイ・ネックを指す。日本では以前「とっくり」とも言われたが、最近の呼び方はあまり使われない。

ダウンジャケット

中綿に羽毛を入れた防寒用のジャケット。カモ、アヒル、ガチョウなどの水鳥の羽毛を使う。羽毛には「ダウン(胸の部分の羽毛)」と「フェザー(その他の体の羽毛)」があり、ダウン:フェザーの構成比が「6:4」~「7:3」が一般的。ダウンの量が多い方が、着心地が柔らかく、暖かで高級とされる。

ダッフルコ-ト

ベルギーの「ダッフル」という町で織られた厚手の毛織物で作った漁夫用のコートが起源。これを第2次大戦のイギリス海軍が防寒着として採用し、戦後放出品として出回った。フードやチン・ウォーマー、フロントのボタン代わりのトグル(留め木)など、独特のディティールを持つ。現在の素材は厚手のメルトン・ウール。

ダブル ブレステッド

テーラード・ジャケットやコートの前合わせの形式。洋服の前合わせが深く重なり、縦にボタンが2列並ぶ。俗に言う「両前」。対語は「シングル・ブレステッド」。

チェストポケット

ジャケットやシャツなどの胸ポケットのこと。

チェルシーブーツ

サイドゴア・ブーツのこと。

チェンジ ポケット

テーラード・ジャケットの右側脇ポケットの上につく、小さなポケットのこと。つり銭のことを「チェンジ」と呼び、「つり銭=小銭を入れるポケット」という意味。

チェーン ステッチ

裏側がチェーンのように見える一本針の縫い目。ジーンズ各所のダブルステッチ部によく使われる。以前は「ヴィンテージ・ジーンズ」の裾の特徴的ディティールだったが、最近では多くのジーンズの裾がチェーン・ステッチで縫われている。

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