メンズファッション用語集一覧ページ「か行」-3

コットン

コットン、綿。あるいは綿糸を使った生地を指す。洋服の素材で最もポピュラーな生地。吸湿性や保温性があり、通気性に優れる。熱にも強い。水分により収縮し易い、シワがつきやすい等の欠点がある。

コットンスエード

綾織の綿生地の表面を起毛させてスエードのように仕上げた生地。保温性があり、主に秋冬向けのジャケット、パンツ等に使われる。

コンサバ

「保守的」という意味の英語で、「プログレッシブ(進歩的)」に対する反意語。流行に左右されないベーシックな着こなしを指すが、その中でも「保守的な思想」が強いのが「コンサバ」と言われる。(「コンサバ」志向の人はベーシックなアイテムを好むが、ベーシックな服を着ている人が皆「コンサバ」志向とは限らない。)

コンバットブーツ

軍隊で使用される、戦闘用ブーツ。ワークブーツと形が似ており、編み上げタイプが多い。動きやすいようにナイロンやキャンバスなどの繊維素材のものが多い。機能性の高さからカジュアルシューズとして履かれる事も多くなった。(パラディウムの「パンパ・ハイ」などがその例。)

コーデュロイ

縦に毛羽だった畝のある綿生地で、摩擦に強く保温性があり、秋冬物の衣料によく使われる。畝が細いもの(細畝)はシャツ等、太いものはパンツやジャケットなどで使うことが多い。最近はわざとウォッシュ加工をして毛羽を落とした製品もある。

コート

直訳では「覆う」という意味で、本来はシャツ等の上に着るアウター・ウェアの総称を指す。日本では「コート」は最も外側に着る、着丈が長めのアウターウェアに限定して呼ばれる。着丈の長さで「ショート・コート」「ハーフ・コート」「ロング・コート」と呼ばれる。

コードバン

元々は鞭で打たれて硬くなった農耕馬のお尻の革を指したが、今では単に「馬のお尻の革」をタンニンなめし+光沢仕上げをした革を「コードバン」という。非常に密度が濃く、丈夫で長持ちする。光沢が美しく、高価な革。

コードレーン

細い畝が縦に走るストライプ状の平織生地。青/白等のツートンが多い。通気性が良く、夏用衣料によく使われる。

コ-ディネ-ト

元々は「同等の、同格の」という意味。ファッションでは色柄、形状、素材などを考慮しながら洋服を組み合わせることを指す。また、その組み合わせた状態など。

ゴム編み

天竺編み、ガーター編みと共に、ニットの代表的な編み方のひとつ。横方向の伸縮性に優れ、ニット製品のネック部分や袖部などに使われる。編地の表と裏に違いが無い。リブ編み、フライス編みとも呼ばれる。

ゴートスキン

山羊の革。摩擦に強く耐久性があり、型崩れしにくい。毛穴の跡や傷が多い。仔山羊の革は「キッド」と呼ばれる。

剣ポロ

ドレスシャツは袖にスリットがあるが、その付け根を補強している生地を指す。

形態安定

洗濯後のシワや形くずれを防ぐ為に、綿及び綿/ポリ混紡(T/C)織物になされる加工。ホルマリン系ガスによるセルロース分子間の架橋結合が一般的。服によっては綿独特の風合いが損なわれてしまうものもあるが、昨今風合いが改善された形態安定加工製品も増えている。

起毛

革の面を毛羽立たせる加工の事。皮の銀面(表面層のすぐ下)を起毛させたものをヌバック、裏面を起毛させたものをスエード、ベロア(毛の高さの違い)と言う。

鹿の子編み

かのこあみ。表編みと裏編みを組み合わせた編み方で、蜂の巣のような独特の模様。風通しが非常に良い。ポロシャツの素材として使われる。ラコステでは「コットンピケ」と呼んでいる。

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