メンズファッション用語集一覧ページ「は行」-2
ヒップボーンハング
ヒップボーンとは「腰骨」のことで、腰骨に引っ掛けて履くパンツの履き方をヒップボーンハングという。ローライズジーンズなど股上が浅いパンツでこのような履き方をすることが多い。
ヒップポケット
お尻にあるポケットのこと。昔のジーンズは右側ひとつだけだった。
ヒール
靴の踵(かかと)のこと。つま先は「トウ」と言う。
ビスポ-ク
「bespeak」の過去形で、自分専用にあつらえた「注文服」またはそれを作る店のこと。その仕立屋又はお店を「ビスポ-ク・テ-ラ-」という。
ビット モカシン
馬ぐつわ形の金具をフロントに取り付けたモカシン・タイプの靴。馬具屋から発展したグッチのものがオリジナルとされる。
ビブラム ソール
イタリアのビブラム社が作る丈夫なラバーソール製品群。他社製品でも似たようなラバーソールを「ビブラムソール」と呼んでいる事もあるが、本物のビブラムソールには社名が記載されている。
ビーボーイ(Bボーイ)ファッション
BボーイのBの由来は「ブレイクダンス(Breakin')」とも、「Black」「Brothers」のBという説もある。ヒップホップ系音楽、およびそれらに合わせて踊るストリートダンス志向のファッション。全体的に動きやすいゆったりしたスポーツウェアを好み、ジーンズはバギーフィットのものが多い。Bボーイファッションを略して「B系」と呼ぶ事もある。
ピケ
縦方向に細かい畝がある、厚手でハリのある生地。ドビー織り生地のひとつで、別名「ベッドフォードコード」。ホワイトジーンズの生地等によく使われる。
ピッグスキン
豚の革。表面に毛穴が目立ち、牛革よりは安価な革とされる。軽くて摩擦に強く、通気性が良いことから、皮革製品の裏地に用いられる事が多い。
ピマ コットン
米国南西部とペルーで採れる超長綿のひとつ。米国産のものがあることから、ヴィンテージジーンズの綿素材として使用された可能性の高い超長綿と言われている。
ピンオックス
80番手の単糸2本をよりあわせた双糸で織る、艶のある高級なオックスフォード生地。通常のオックスフォード生地より木目が細かく、高価なシャツに使われる。
ピンホ-ル カラ-
シャツの衿のひとつで、両衿をピンで留めるタイプのもの。ドレスシャツ用で、タイを合わせるのが基本。カジュアルなコーディネートには向かない。
ピ-クド ラペル
「剣衿」のこと。ノッチドラベルの反意語。多くはダブルブレストジャケットに使われるが、シャープなデザインを生かして、シングルブレストジャケットに使われる事もある。
ピ-コート
元々はイギリス海軍の乗船者のショート丈コートだったが、今は秋冬のカジュアルファッションの定番コートのひとつ。ダブルブレストの6つボタンで、ボタンは海軍の「錨」マークが入っている。厚手のメルトンウール生地で作られ、防寒性に優れる。
フィッシャーマンズ セーター
元々はアイルランドやスコットランド等の漁師が着ていた厚手のセーターだが、今は同等の作りのセーターの総称となっている。ケーブル編、ジャガード編などが特徴。アランセーターが有名。